ロシア語の質問の仕方 Кто это? - Это жираф.
今日はロシア語の質問の仕方について説明したいと思います。ロシア語には二つの質問の種類があります。一つ目は説明を受けたいための質問、二つ目は質問ヒントです。
ロシア語には説明を受けたいための質問の場合よく「кто」, 「что」などの疑問詞が使われています。「кто」は生き物(人、動物、虫など)について話すときに使います。「что」はもの、植物、バクテリアについて話すときに使います。
例:
Кто это? - Это жираф これは誰ですか。キリンです。(動物はロシア語の文法には人のように扱います。)
Что это? - Это стол. Это берёза. А это плесень. これは何ですか。これは机です。これは白樺です。これはかびです。
これから家族と関係している例をあげます。
Кто это? - Это мама. これは誰ですか。母です。
Кто это? - Это тетя. これは誰ですか。おばさんです。
Кто это? - Это сын. これは誰ですか。息子です。
Кто это? - Это бабушка. これは誰ですか。おばあさんです。
Кто это? - Это семья. これは誰ですか。家族です。
А это кто? - А это дедушка. これは誰ですか。おじいさんです。(その文章には最初は「А」という字があります。それを日本語に通訳できないけど、何度も似たような質問を聞く場合に使います。例えば、Кто это? А это кто?です。意味は同じですが、そのように聞くと、いいスタイルになります。
ロシア語のヒントの質問の仕方の場合ヒントを与えます。そして「はい」、それとも「いいえ」という答えが必要になります。
例:
Это мама? – Да. これは母ですか。 はい。
Это мама? – Да, мама. これは母ですか。はい、母です。
Это мама? – Да, это мама. これは母ですか。はい、これは母です。
三つの答え方があって、その三つとも使うことができます。肯定的な答えの場合、最初は「Да」(「はい」の意味)を書きます。
Это сын? – Нет. これは息子ですか。いいえ。
Это сын? – Нет, не сын. これは息子ですか。いいえ、息子じゃありません。
Это сын? – Нет, это не сын. これは息子ですか。いいえ、これは息子じゃありません。
否定的な答えの場合、最初は「Нет」という助詞があります。それは「いいえ」という意味です。そして名詞の前に「не」(じゃありませんの意味)という助詞を使います。日本語と反対ですね。
Это сын? – Нет, это дочь. これは息子ですか。いいえ、これは娘です。
Это студент? –Нет. これは大学生ですか。いいえ。
Это студент? – Нет, профессор. これは大学生ですか。いいえ、博士です。
Это студент? – Нет, это профессор. これは大学生ですか。いいえ、これは博士です。
その色々な例に見た通り、質問には言葉の順番が色々あります。例えば、「кто это?」「а это кто?」です。
もう一つの例をあげます。例:「это мама.」 「это мама?」という二つの文章があって、二つとも同じですが、どちらが質問なのか、どちらが文書なのか話すときにどう理解できますか。ロシア語にはそれは質問かどうか理解するためにイントネーションが大事です。書き言葉の場合「?」と「.」というマークによってわかります。
それについてそのあとに詳しく説明することにしましょう。