マトリョシカのロシア語の意味
ロシア語を勉強している方にとってマトリョシカについて詳しいことが興味深いかもしれないので、今日はロシアのマトリョシカについて話したいと思います。
歴史ですが、1890年ロシアのアブラムツェヴォ屋敷に日本の面白いおじいさんの人形が届かれたんです。その人形の中にいくつかの人形が入っていました。その後1896−1900年にズヴョズドチキンさんは人形の形を作って、マリュチンさんが描きました。そのようにロシアにおいてその人形が生まれました。
マトリョシカというロシア語の名前の意味ですが、実はロシアにおいてマトリョーナという女性の名前があります。1900年代にはそのロシア語の名前が流行っていました。そして少し太った女性も流行っていて、マトリョーナならちょっと太った女性という雰囲気でした。そしてロシア語において名前を省略することができます。例えば、イリナはイラになりますが、マリーヤはマーシャになります。それはロシア語の特徴です。マトリョーナの省略した名前はマトリョーシャ、モチャです。それでマトリョシカを作った人がマトリョーナという名前を省略して、マトリョシカという名前にしました。今はマトリョシカがいろいろな形、いろいろな顔をしています。どんな人も好みのマトリョシカのタイプを見つけられます。