Rina_sensei’s blog

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ロシア語の時間 Без десяти два.

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今日はロシア語の時間をもっと詳しく見ていきましょう。時間について質問をする場合次のようにいったらいいです:

Сколько сейчас времени? 今(сейчас)は何(Сколько。でも実はその言葉の元々の意味は「いくら」です)時(времени。元々の言葉はвремяですが、言葉の変化を次から教えます)ですか。

Который час? どちらの(Который)時(час)ですか。 実は日本語でその文書が正しくなく見えるけども、私はできるだけロシア語の言葉に近い翻訳をしました。

ロシア語には丁寧な言い方もあります。それは、

Скажите пожалуйста, сколько сейчас времени?

今は何時ですか、教えてくださいませんか。

Скажите пожалуйста」は「いってください」、それとももっと日本語的な言葉で言えば「教えてください」という意味です。皆さんは気づいたかもしれないが、その文書は逆に翻訳されています。

№1「Скажите пожалуйста」,№2「 сколько сейчас времени」?

№2「今は何時ですか」、№1「教えてくださいませんか」。

つまりロシア語と日本語の文書の作り方が場合によって逆ですので、翻訳するときに気をつけてください。

 

一番簡単なロシア語の時間の言い方はそれです:

Сейчас двенадцать часов дня. 今は昼12時です。

Сейчас двенадцать часов пять минут. 今は12時5分です。

Сейчас двенадцать часов птнадцать минут. 今は12時15分です。

Сейчас двенадцать часов двадцать пять минут. 今は12時25分です。

Сейчас двенадцать часов тридцать пять минут. 今は12時35分です。

Сейчас двенадцать часов сорок пять минут. 今は12時45分です。

でもロシア人が答える場合、その一番簡単な言い方だけではなくて、他の言い方も使います。35分まで前の言い方をして、40分になったら、次のように言います:

Без двадцати час. それは12時40分の意味ですが、ストレートに翻訳すれば「20分なしの1時です」という意味になります。「Без」というのは、「なし」という意味です。

Без пятнадцати час. それは12時45分ですが、実際は「15分なしの1時」の意味をしています。

Без десяти час. それは「10分なしの1時」

Без пяти час. それは「5分なしの1時」です。

 

そして「15分」と「45分」のために特別な言い方があります。それは「четверть」と「без четверти」です。「четверть」というのは4分の1という意味です。つまりそれは1時間の4分の1です。それで

Четверть первого. 12時15分です。「12時から1時まで1時間の4分の1がたった」という意味です。つまり1時の4分の1がたちました。

Без четверти час. 12時45分です。「1時間の4分の1なしの1時です」という意味です。

 

そしてロシア人は35分までもう一つの言い方をしています。前に私は表を書いたんですね。もう一度書きます。それは役に立ちます。

Один - первого

Два - второго

Три - третьего

Четыре - четвертого

Пять - пятого

Шесть - шестого

Семь - седьмого

Восемь - восьмого

Девять - девятого

Десять - десятого

Одиннадцать - одиннадцатого 十一

Двенадцать - двенадцатого 十二

 

この表の二つ目の言葉を使います。

 

Пять минут пятого. それは「16時5分」ですが、「17時の5分がたちました」という意味です。つまりロシア語には16時になって、次の時間が始まるんですね。そして16時1分になったら、それはもう17時の1分目です。そしてそれは17時まで続いて、その後同じように次の時間の分になります。それによって「пять」という言葉が「пятого」になります。それは「пять」の属格の形です。格を次から勉強しますので、もっとわかりやすくなります。今のうちにそのまま覚えましょう。

Десять минут второго. それは「13時10分」です。そのままの意味は「14時の10分がたった」という意味です。それについて詳しく前に書きました。

Двадцать семь минут третьего. それは「14時27分」です。そのままの意味は「15時の27分がたった」です。

 

色々大変かもしれないけど、最初からその色々なルールを覚えて、使って、練習ができたら、間違いのないロシア語の言い方ができるようになります。正しく言葉の形を使う外国人が非常に少ないです。でも私は日本人に期待しています。日本人の中に科学的で、論理的な考え方をしている方が多いので、間違えがない話し方ができる人が多く出ると思います。